2016年3月21日に西武多摩川線 沿線サイクリングに行きました。
その時の記録を今回の投稿とする。
実は前日に武蔵野線 沿線サイクリングで西船橋→新座を走ったばかりなのですが…。
この西武多摩川線は
東京都武蔵野市にある武蔵境駅から同府中市の是政駅までを結んでいる路線で
ローカルチックな路線です。
路線の特徴は西武鉄道の路線と繋がっていないいわゆる「飛び地路線」です。
西武多摩川線の成り立ちは多摩川で採取した砂利を運ぶためのものでした。
今回は
目指すとはいっても路線の距離は8kmのため
あっという間に終わってしまいそうな感じです。
今回のスタート地点とした是政駅(13:52)
駅を出ると多摩川の土手がすぐにあります。
多摩川を写真に収めるのを忘れてしまった。
この駅はユーミンの「中央フリーウェイ」の歌詞に出てくる
「競馬場(東京競馬場)」と
「ビール工場(サントリー武蔵野ビール工場)」の
最寄り駅ともなっています。
東京競馬場には思い出がいくつかあって
その一つが2003年にBSE問題が起き、
吉野家から牛丼が消え、
競馬場のみ国産牛のみで牛丼を販売継続していると聞きつけた拙者は
普段牛丼を全く食べないけど、貴重な牛丼だと思ったので
珍しがって東京競馬場に牛丼だけ食べるつもりで行ったなあ。
(実際は国産と豪州産使用でした・・・)
確か夏場だったから、食後に敷地内にある競馬博物館で涼んだなあ。
とても懐かしい。
今現在吉野家が使用している牛肉は元通り米国産ですね。
あの懐かしい気分に浸りたいときにBSE問題以降何回か
競馬場に行って牛丼を食べに行きました。
過去この東京競馬場への延伸の計画があったようですが実現化はされておりません。
そしてこれはあくまでも構想路線のひとつとして
具体化はされていないが構想としてはあるようだ。
また乗換の駅にはなるかどうかわからないが、
<次は 競艇場前 に停車します>
↓
おっ!
これが競艇の投票券(勝舟投票券)ですか!初めて見ます(14:03)
道に捨てられているということだからハズレですね。
兵どもが夢のあと
しかしよく見たら4か月以上も前の投票券だ。
↓
2番目の駅は競艇場前(14:03)
この路線は多摩川で採掘した砂利を運ぶための路線であることは先ほど触れたが、
採掘工場の跡地に多摩川競艇場がつくられた。
競艇ってギャンブル。ギャンブルって集めたお金を
当たった人と胴元が外れた人からもらうもの。
ただそれだけのように思えてしまって・・・。
収益金で慈善事業やっているから一定程度の必要性はあるという
ご意見もありますが、その慈善事業で行われていることは
国民が必要なものであると国民が判断すれば
行政が行えばいいのではないでしょうか?
それで税金が上がってしまっても国民が判断すればそれはそれでいいでしょう。
一番大事なのは行政は国民が正しく判断できるための情報を包み隠さず
公開させて国民が厳しく監視し、正しく判断できるようにする。
国民の福利になるものであれば日本だったら
政府紙幣を発行して事業すればいいだけなので。
だからそもそも税金を余計に納める必要もないと思うけど。
お金はエネルギーです。
だからあなたはこのエネルギーを何と交換したいのか。
どんな人とこのエネルギーを交換したいか。
こう考えるとワクワクしてきませんか?
その方法がギャンブルだとおっしゃるのなら
少なくとも今のあなたにとってギャンブルは
素晴らしいものだと思います。
ワクワクしてください。
駅前の交番(14:06)
この交番では競艇場ならではの様々な人間模様があったのだろうなあ
北口に周ってみた(14:08)
<次の停車駅は 白糸台です>
↓
満開の枝垂れ桜だ(14:25)
(14:26)
この桜は府中市にある東郷寺のしだれ桜です。(14:27)
市内ではそれなりに有名らしい。
東郷寺の山門(14:27)
看板の説明の通り元帥海軍大将東郷平八郎の別荘跡に建立された日蓮宗のお寺(14:29)
日露戦争の日本海海戦でバルチック艦隊を打ち破った英雄として扱われていますが、
それはそれで素晴らしい指揮官であったのだろうけど、
忘れてはいけないのは「下瀬火薬」と「伊集院信管」を開発した日本の技術力に
支えられたというのも勝利の一因であっと言われています。
そして遠く異国の地マダガスカルで
バルチック艦隊の動向を知らせてくれた「からゆきさん」。
これは真偽の程はわかりませんが宮古島のヒーロー「久松五勇士」など
欧米列強の植民地支配から日本を守るために一丸となったことすべてが
日本の勝利(辛勝といわれてますが)につながったのだろうと思います。
戦争を肯定するつもりはありませんよ。
一番大事なのは
他人の自由を奪うことは、
巡り巡って自分の自由を奪うことになる。
そんな気がする。
そういう感覚があれば何をすべきでないか自ずとわかってくるような気がする。
山門までは階段になっており、その眺めがこれ(14:29)
府中崖線(ハケ)を利用して造られている
↓
3番目の駅は白糸台(14:43)
2001年3月28日より駅名が「北多磨」から「白糸台」に改称されました。
なぜ改称されたのかについては次の停車駅に着いたときに。
駅名の由来はいたってシンプルにこの地名が府中市白糸台であることからきている。
距離600m程あります。
<次の停車駅は 多磨>
↓
4番目の駅は多磨(14:55)
この駅も2001年3月28日に駅名が多磨墓地前から多磨に改称されました。
多磨駅に改称するまでには別の駅名の要望がありました。
東京外国語大学が移転してきた際に「東京外国語大学前」に駅名要望があったが
改称に反発があり、この時点では改称されなかった。
同大学移転して翌年今度は病院が開業されたことで駅名改称議論が再燃し
結局「墓地前」3文字削って「多磨駅」(副駅名:東京外大前)ということで現在に至っている。
しかしこれの余波を受けたのが一つ前に訪れた「白糸台駅」である
多磨駅より南方にあるのに北多磨では矛盾してしまうので
駅のある町名から「白糸台駅」と改称された。
最寄にはその駅名改称の当事者である
東京外国語大学をさらに行くと、
調布飛行場があり20人程の搭乗の飛行機で
調布から大島、新島、三宅島や神津島に1日3~4往復している
羽田空港などとはスケールが違いますが、
飛行機の搭乗、離発着を間近で見られる
なかなか興味深いところです。
多磨駅は橋上駅舎化、自由通路整備の工事中。今年完成予定。
あわせて大規模商業施設の開業も計画中とのこと。
うーんここは多磨霊園があるところだから
個人的にはローカル感をあまり消さないで欲しい。
<次は 新小金井 新小金井に停車いたします>
↓
車体が白一色。
これは2010年からみたいで、今は白一色の車両はなくなり
4種類くらいのカラーバリエーションになっています。
白一色がよかったなあ
↓
坂上から武蔵野公園を望む(15:16)
公園内には野川が流れており道を挟んで東隣にこれも緑豊かな野川公園があります。
このほかにも先ほども紹介した多磨霊園、多磨霊園の南にある浅間山公園、
この辺は崖線と野川の恩恵で緑がたくさんあります。
↓
5番目の駅は新小金井(15:44) ここは東京都小金井市
小金井市にはJR中央線の武蔵小金井と東小金井全部で3つあるが、意外にも
開業が一番古いのはこの新小金井駅。だがもちろん乗降客数は市内で一番少ない
その少なさがのんびり感を演出してくれているのだろうから
拙者にとってはむしろうれしい。
隣の多磨駅は新しくなってしまうけど、
新小金井駅はこののんびり感をさらに熟成させて欲しいです。
駅前にある和菓子屋さん「和菓子処ならは」さんの和ぷりんはおススメです。
<次は武蔵境 終点武蔵境です>
↓
西武多摩川線の文字列があるところは武蔵境駅のホーム(15:58)
中央線三鷹~立川間の高架化に伴い西武多摩川線は2006年に高架化された
遅れること2007年には中央線の下り線、2009年に同じく上り線が高架化された
↓
人だかりのなか駅看板を📷(16:02)
6番目の駅は終点 武蔵境。 ここは東京都武蔵野市
こういうところで写真撮るのは脅威を与えてしまっているように思えて・・・。
画像は加工しておりますが、申し訳ありません。
↓
JRの駅看板とチャリで📷(16:04)
ということであっという間でした。
距離が短いからもう少し寄り道もすべきだったなあと
ちょっと後悔しております。
機会があったら今度は競馬場の牛丼とならはさんの和菓子を織り交ぜ
グルメ寄りでやってみようかな
沿線図はこちらあっさりですが、緑とのんびりを味わえます。
お近くの際は是非散策されてみてはいかがでしょうか。
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