2016年2月6日
東京八王子市にある八王子城址へハイキングに行きました。
八王子城は戦国時代に存在していた山城で
本丸の標高が460mの地点あります。
八王子城について簡単に紹介すると
戦国時代に後北条家が甲斐の武田信玄による小田原攻めの防衛のために築城。
この八王子城に上杉景勝、前田利家、真田昌幸ら15000の兵に
攻め寄せられ3000の兵で防戦するも1日で落城。
他に見ない殲滅戦であったようです。
なぜ八王子城の合戦だけ他に見ない殲滅戦になったかというと
なんでもここの城主北条氏照は北条家きっての戦上手らしく
この戦いをどのように扱うかで北条勢にあたえる影響が大きいと
秀吉が考えたようです。
八王子の山というと外国人観光客にも大変有名な
高尾山(標高599m)がありますが、
高尾山へこの八王子城を経由していくハイカーもいらっしゃるみたい。
自転車で運動不足は解消されていると思っていましたが、
運動の基本は何と言っても歩くことではないでしょうか! ドドンッ❗️
折角の休日に歩くだけというのはサイクリング好きにとっては苦痛です。
それで考えたのがサイクリングした先で歩く。
どうせ歩くのであればアスファルトの上を歩くのは嫌です。
ならばサイクリングもしてハイキングもしようという
コースを考えて出てきたのがこの八王子城址でした。
高尾山に比べたらマイナーだから人もとても少なくて静かでいいです。
先ほども言いましたが、サイクリングするようになって
運動不足も解消し筋力も少しは付いたから
軽い気持ちで八王子城ハイキングをしたら•••。
あると思った体力のなさに驚き
傾斜のすごい道のりに想像以上の疲労感で大変なハイキングでした💦
こんなに大変なんだなあ。
昔の人はすごい!少しでも近づかないと
八王子城址の帰り道に
浅川という多摩川の支流沿いの
浅川サイクリングロードが利用でき
このサイクリングロードに京王線の沿線が
一定区間並走しています。
その比較的近い沿線を
今回京王線 沿線サイクリングをしてきましたという
2本立てが今回の投稿になります。
まずはハイキングの起点になる
八王子城跡ガイダンス施設の駐輪場まで
ゆるーい上り坂をギコギコ🚲・・・
↓
途中で案内板がありました(12:41)
まあ「本丸」までの位置関係はだいたいこんな感じなのかをインプットした。
あとでわかったけど、
この案内図の左下に「御主殿跡」というところがありますが
ここに行くと一旦「管理棟」まで戻らないと
「八王子神社」、「本丸」に行けなかったので
クタクタになって下山してきたことを考えると
行かなくて正解だった。
↓
八王子城跡ガイダンス施設で駐輪をし管理棟を右手に行くと鳥居があります。(13:08)
ここからスタート本丸までの所要時間は30-40分くらい。
ではスタート(13:11)👣👣👣
↓
こんな感じの山道です (13:13)👣
↓
所々で開けたところがあります(13:14)👣🏔
↓
石の階段がたまにあったりします (13:16)👣
↓
だいぶ端折ってもう九合目(13:27)👣
↓
九合目を過ぎたところで東側の眺望が現れます (13:28)👣
ここまでで一番の眺望です🏔
↓
高尾山へのルートも示されていた (13:29)👣
↓
八王子神社に到着 本丸までもう少し (13:32)👣⛩
はいはい本丸こっちですね (13:36)👣
↓
やっと着いたよ本丸に(13:38)👣
小さな祠が (13:39)
本丸では眺望はありませんでした。
それでは下山しよう
↓
傾斜が結構あるでしょ。こういうところなんですよ。伝わるかな~(13:52)
登りより下りの方が大変なんですね。踏ん張る力は下りの方が必要でした。
今回よくわかりました。👣
↓
下りで踏ん張る力がなくなってきて写真を撮る余裕もなく
スタート地点近くまで降りてきました。
登りと別ルートに建物があったので寄ってみました。
福善寺観音堂と書いてありました。 (14:11)👣
↓
伝わらないと思うけどもうクッタクタで
膝ガックガクで降りてきましよ(14:14)👣👣👣
↓
結構なところを行ってきたように見えますか?
伝わるかなあ
↓
左に見えるのが八王子城跡ガイダンス施設(14:28)👣
八王子城クッタクタで膝ガックガクになりましたが、
輪行(もしくはサイクリング)→ハイキング→サイクリングという1日で
楽しめるので、これはいいぞということで
以来お気に入りプランとなりました。
そしてお気に入りプランその後半となるサイクリングは
沿線サイクリングになります。
浅川サイクリングロードを下流方向に走り
今回のスタート地点と設定した平山城址公園駅を目指します。
🚲・・・
↓
平山城址公園駅のホームが見えた (15:39)
駅前のロータリーに駅名ともゆかりのある
平山季重の文字列が案内図に書かれている(15:41)
この平山季重は平山(現:東京都日野市)の出身で
この平山に居城があったそうです。
「平家物語」や「吾妻鏡」にもその活躍が語られているようですよ。
あづまかがみって歴史の授業で耳にしましたね。
詳しいことは覚えていませんが懐かしい
↓
京王線 沿線サイクリング スタートの駅
平山城址公園駅に到着しました (15:42) ここは東京都日野市
駅名のとおり平山城址公園が最寄となっています。
元々は平山駅であったが平山城址公園を開園すると同時に
現在の駅名に改称された。
偶然にも八王子城址に行ってきて山城の遺構である曲輪や本丸などが
復元されておりましたが、この平山城址公園内に見張所があった
とされているもののその見張所が復元されているわけでもなく
またそれ以外の遺構があったとも記されていない。
ちょっと拍子抜けしてしまう城址公園ですね。
そして沿線サイクリングを始める前に
京王線の簡単な歴史
前身となった京王電気軌道株式会社が
1910(明治43)年に設立され
その3年後に笹塚~調布間を開通させた。
その後路線を延伸し新宿~府中を開通
京王の関連会社である玉南電気鉄道(府中~東八王子)と合併して
これで新宿~東八王子(現:京王八王子)の直通運転が可能となった。
その後戦時下での法律により東京急行と合併されることになり、
東京急行電鉄京王営業局となったが戦後にはまた独立を果たし
当時これも東京急行に合併されていた帝都電鉄(合併時は小田急)の
渋谷線(現:井の頭線)とともに京王帝都電鉄として営業することとなった。
これかなり抜粋しています。
各鉄道路線の歴史を調べると結構複雑です。
では京王線 沿線サイクリングスタート🚲・・・
<次の停車駅は 南平です>
↓
2番目の駅は南平(15:53) ここは東京都日野市
駅の南に北野街道があり、さらに南側にみえる丘を越えると多摩動物公園があります。
<次の停車駅は高幡不動>
🚲・・・
↓
高幡不動尊までの参道を駅方向に向かうと
駅南口は少し大きめの駅でバスロータリーも広い(16:06)
3番目の駅は高幡不動(16:08) ここは東京都日野市
最寄りには駅名の通り高幡不動尊があります。
来た道を戻って不動尊の門前だけ見てみよう
門前は参道からすぐです。(16:09)
関東三大不動の一つとして挙げられている
また京王線の歴史のところでも触れた
玉南電気鉄道の建設に携わった人々の名前が刻まれた
「玉南電気鉄道記念碑」がある
真言宗だから多摩四国八十八箇所の88番目の霊場にもなっている
<次は百草園に停車いたします>
🚴・・・
↓
4番目の駅は百草園(16:19) ここは東京都日野市
駅名由来となっている庭園百草園があります。
駅から最短ルートでこの百草園に行こうとすると
自転車泣かせの激坂があります。
拙者も自転車で登ってみようと挑戦しましたが、
壁みたいな坂で怖くて足を着かずに登ることはできなかった。
激坂を登ると百草園があります。
そして忘れてはならないのはこの丘には
日野市で唯一の牧場「モグサファーム」さんがあります。
ここの生乳をジェラートとしていただけるお店も近くにあります。
牛さんをそーっと伺えるとっても素敵な空間です。
この日も行きたかったけど、あの激坂を登れる脚(体力)が残っていなかった。
最後にこの駅は映画「耳をすませば」の主人公月島雫の住む最寄り駅の
モデルとなっている。 雫!大好きだー
今日はこの百草園で終了で次回に続きます。
京王線 沿線サイクリング次回はどこを走ったのか!
お楽しみに🚲 なんちゃって
網掛けの駅が今回訪れた駅です。
それにしても八王子城ハイキングを織り交ぜた
サイクリング相当気に入りました。
来年ものんびり投稿していきまーす
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