2016年7月14日に西武新宿線 沿線サイクリングに行きました。
その時の記録を今回の投稿とする。
このルートになるまでは
西武国分寺線 沿線サイクリングの記事で触れています。↓
触れていない部分の歴史についてすごく簡単に補足します。
今現在の西武新宿~本川越となるまでは
国分寺~川越でした。
それまでは東村山~高田馬場でした。村山線(電化)
東村山~川越間が電化されたことで現在の高田馬場~川越を
直通運転されるようになり、
もともとは高田馬場ルートではなく
田無~吉祥寺~荻窪~新宿(淀橋)だったことは
西武国分寺線 沿線サイクリングの記事と繰り返しになります。
それでは今回は
東伏見駅をスタートとして
新宿方面を目指します。
最寄には
などがあります。
東伏見駅は早稲田大学東伏見キャンパス・グラウンドがありますね。
記憶の新しいところでは甲子園を沸かした
ハンカチ王子こと斎藤佑樹選手(北海道日本ハムファイターズ所属)
がここのグラウンドで大学時代汗を流していたのでしょう。
あとはこの駅名の由来ともなっている東伏見稲荷神社があります。
ちなみに神社ができる前は駅名は上保谷駅でした。
それでは西武新宿線 沿線サイクリングスタート!🚲
<次は 武蔵関駅に停車いたします>
武蔵関公園を抜けると2番目の駅 武蔵関に到着(10:34) ここは東京都練馬区
駅周辺には武蔵関公園があり園内に富士見池という池があります。
<次の停車駅は 上石神井です>
↓
駅周辺に有名なスポットはあまりありませんが、
があります。
<次の停車駅は 上井草です。>
↓
4番目の駅は上井草(10:51) ここは東京都杉並区
駅周辺には
早稲田大学上井草グラウンドがあります。東伏見に続いてここにも早稲田関係の施設が
そして知る人ぞ知る機動戦士ガンダムのアニメーション制作会社である
株式会社サンライズの本社があります。
この写真の左側にガンダムのモニュメントが建っていました。
<次の停車駅は井荻 です>
↓
5番目の駅は井荻(10:56) ここは東京都杉並区
駅を西に出るとすぐ環八通りと立体交差しています。
<次の停車駅は 下井草>
↓
6番目の駅は下井草(11:01) ここは東京都杉並区
ここの地名が駅名と同名の下井草で
二つ前の駅名は上井草ですが、ここも地名にちなんでの駅名になります。
京都に近いほうを上井草村、遠い方が下井草村となった。
ひとつ前の井荻という地名は現在はなく
これは明治時代上井草村と下井草村と上荻窪村と下荻窪村を合併させ
井草の「井」と荻窪の「荻」をとって井荻村。
大正時代に井荻町、昭和に入って東京市の杉並区の一部として編入
というのが上井草井荻下井草についての簡単な歴史を一方的に説明
<次の停車駅は鷺ノ宮>
↓
7番目の駅は鷺ノ宮(11:18) ここは東京都中野区
この駅は急行停車駅の割に乗降客数が少ないという紹介をされている
急行なら上りの次の停車駅は高田馬場なのに。意外なことだ
駅北口を出てすぐに昭和感の漂う看板「西武鷺ノ宮名店コーナー」(11:18)
ここから先に行くと私鉄駅の商店街につながっていきます。
乗降客数が増えなければこういう雰囲気が残るかな
<次の停車駅は都立家政>
↓
8番目の駅は都立家政(11:21)
色々と特徴のある駅のようだ
まずはひとつ前の駅鷺ノ宮との駅間がわずか500mしかない
駅名を冠した学校は改称しているのにもかかわらず駅名だけ存続している
駅名の由来
大正時代に東京府立中野家政女学校から府立家政駅として開業し
東京都制施行に伴い東京都立中野高等家政女学校に改称されたことに際し
駅名を都立家政駅に改称し現在に至る
ですが東京都立中野高等家政女学校はのちに
東京都立鷺宮高等女学校そして男女共学になり
東京都立鷺宮高等学校として現在に至っている。
こうなると駅名を変えてはどうかという西武鉄道からの提案(東鷺ノ宮駅)が
あったものの「都立家政商店街」が誕生しているなど地元の愛着があって
駅名も地元が「都立家政」を選んだという
意外にもなんとなく心温まるエピソードがあった駅でした。
上り電車が都立家政に入線してきた(11:21)
<次の停車駅は野方>
↓
9番目の駅は野方(11:26)
駅のすぐ東側に環七通りが交差しています。
野方駅から3つ先の駅の中井までの区間は中野区が事業主体となっている
連続立体交差事業として2014年から新宿線を地下化するための工事を行っております。
ここを訪れたのか2016年ですから確かにこの区間のどこかで始まっておりました。
事業は2028年まで続く予定
上下線が野方に到着した(11:28)
立体交差事業が終了していると上り電車は
環七通りを地上で交差したら地下に入っていくことになります。
<次の停車駅は沼袋>
↓
10番目の駅は沼袋(11:33) ここは東京都中野区
地下化されるのでこの光景もいずれはなくなります(11:35)
北口にも来てみた(11:36)
高校のころ一度だけ利用したことがあったこの駅何故かこの改札は記憶に残っていました(11:37)
傘をシェアできるのでしょうか(アンブレラハウスの会)
<次の停車駅は新井薬師前>
↓
11番目の駅は新井薬師前(11:43) ここは東京都中野区
南口にも行ってみる
↓
南口には大正5年創業の本屋さんがすごいなぁ(11:45)
奥に見える商店街も懐かしい雰囲気が残っていますね。(11:45)
<次の停車駅は中井>
↓
西武鉄道の中で一番好きな車両です📷西武30000系というらしい(11:52)
スマイルトレインという愛称がつけられているようです。
たまごをモチーフとしていると記憶していたので個人的には「たまごちゃん」かな。
ここはもう中井駅のすぐのところです。野方-中井間の地下化の計画によると
ここは工事区間外のようなのでこの風景大きく変わらないということだ。
ちなみに工事の計画だとここより下り方向に戻ると
妙正寺川と交差しますが交差する手前で地上にあがってきます。
↓
12番目の駅は(11:55) ここは東京都新宿区
<次の停車駅は下落合>
↓
妙正寺川です(11:58)
↓
13番目の駅は下落合(12:00)
落合という地名の由来が先ほどの妙正寺川とすぐ近くを流れる神田川が関係しています。
二つの川の合流地点であることからこの地名の由来が落合である。
拙者はこれだけではなぜ落合なのかがピンとこなかった。
「落合」という言葉は道と道や川と川が合流している所という意味もあるみたい。
「合流する」=「落ち合う」ということかなるほど
<次の停車駅は高田馬場>
↓
14番目の駅は高田馬場(12:09)
乗換:山手線、東京メトロ東西線
早稲田大学のイメージがある駅ですが徒歩で20分かかるようだ。
<次の停車駅は西武新宿>
↓
(12:21)
15番目の駅は西武新宿(12:21) ここは東京都新宿区
この駅が終点の駅になります。
JR新宿駅から少し離れております。
現在の西武新宿駅の位置は仮駅だったみたいです。
いずれはJR(当時国鉄)新宿駅東口に建設する駅ビルに乗り入れするために
延伸する予定でした。
それではなぜ延伸されなかったのか?
諸説あるようですが、その一つとして
駅ビルのスペースが狭く島式ホーム1本の6両編成用発着線2線分
しかキャパがなく増大する輸送量を賄うことができないと判断したため。
なんとなく残念な結果になりましたね。
新宿駅との乗換にはほかの京王や小田急とくらべると不便ではありますが、
地下街(新宿サブナード、メトロプロムナード)で新宿駅とはつながっているので
地下街にあるお店を見ながら歩くのも個人的には楽しくていいなあと思いますよ。
ということで東伏見から一方の終点に到着しました。
当然ですがもう一方の終点である本川越方向に反転して
残りの区間を再開することはありません。
新宿線の残り区間は別の機会に。駅数で言っても残り半分ですね。
このまま池袋に行き西武池袋線沿線サイクリングとして記事を続行します。
🚲・・・・・
↓
池袋に到着(12:47) ここは東京都豊島区
ここは西口。 西武は東口なので反対です。
東口に周るのは今回やめました。
山手線1周サイクリングをしたときに
自転車を押して東口に周るのはちょっと面倒だったので・・・
西武池袋線はもともと武蔵野鉄道という会社が1915年に池袋-飯能間に敷いた
路線から始まっている。
そして新宿線の記事で触れたがこの二つの路線は
戦後紆余曲折あったのち西武鉄道として一つになった。
池袋線他の私鉄と相互乗り入れを行っておりますが、
新宿線においてはありません。
ちょっと他の路線と比べると利便性が低いようにも思えますが、
自路線で遅延が発生していなくても乗り入れ路線で
発生すると影響を受けてしまう。
そういうデメリットもありますら、これはこれでいいのではないでしょうか。
それでは新宿線スタートは途中駅からになりましたが、
西武池袋線 沿線サイクリングスタート!🚲
<次の停車駅は椎名町駅>
↓
2番目の駅は椎名町(13:06) ここは東京都豊島区
ここには以前トキワ荘という木造2階建てのアパートがあり
著名な漫画家が住んでいたことがあった。
建物は老朽化のため1982年に取り壊されたが
復活の声を受け豊島区が跡地の近くにある南長崎花咲公園内に
トキワ荘マンガミュージアムとして2020年7月7日に開館させた。
これらの漫画家の漫画を読んだことはあまりないが、
「火の鳥」は少し読んだかな。
大人になってから手塚治虫氏の「アドルフに告ぐ」を読みましたが、
あの作品よく書けたものだと思いました。
<次の停車駅は東長崎>
↓
3番目の駅は東長崎(13:24) ここは東京都豊島区
駅名由来は開業当時ここ長崎村でしたが、駅名は長崎県にある長崎駅と区別するために
東長崎駅とした。
昼食のおにぎりは手作り(13:26)
このおにぎり、はっきり言って美味しいです🍙
この時はまだ自転車のフレームがこんなに綺麗だったのか
<次の停車駅は江古田>
↓
4番目の駅は江古田(13:36) ここは東京都練馬区
もともと旧制武蔵高等学校(現:武蔵大学[学校法人根津育英会武蔵学園])用の
仮停留所として開業しただけあってなのか
複数の学校の最寄り駅となっていて何気に学生街だったみたいです。
南口に武蔵大学
<次の停車駅は桜台>
↓
5番目の駅は桜台(13:42) ここは東京都練馬区
駅名の由来ともなっていますが近くに地元ではたいへん有名な桜の名所
*このあたりの千川上水は暗渠化されていて千川通りの下を流れている
<次の停車駅は練馬>
↓
6番目の駅は練馬(13:49) ここは東京都練馬区
ここでお茶休憩しました。
南口に練馬区役所もあり区の中心と も言えますが、、
区役所20Fには展望ロビーがあって、
まあ当然ですがいい眺めが楽しめます。
<次の停車駅は中村橋>
↓
豊島園駅に寄り道
終着駅の雰囲気(14:31)
池袋線沿線に戻ります。
駅名のとおり豊島園は駅を出て すぐのところにあります。
というか今ではありましたになってしまいました。
94年間営業していましたが2020年8月31日をもって閉園となりました。
豊島園と言えばプールが印象的でした。
遊園地ですからジェットコースターも人気ですよね。
拙者は大の苦手です。
回転木馬が日本最古で世界でも最古級だったのですね!1907年製造!
豊島園は練馬城址に1926年に「練馬城址 豊島園」として部分開園しました。
そして次に気になるのは跡地をどうするのか?
その跡地には、
『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 -メイキング・オブ ハリー・ポッター』
というハリーポッターに関するキャラクターの背景などハリポタの世界観を
より深く感じることができるテーマパークになるようです。
ですが豊島園の敷地すべてを使用するわけではないようです。
豊島園の敷地は約22ヘクタール。
これは東京ドーム4.7個分←これ一回言ってみたかったぁ
この22ヘクタール大部分を閉園後に東京都が買い取って、
災害時の防災拠点となる大きな公園にする計画が決定しているみたいです。
確かに人口密集地に広大な公園を整備しておけば
防災拠点として活用できますね。
<寄り道してしまったので改めて次の停車駅は中村橋>
↓
7番目の駅は中村橋(14:38) ここは東京都練馬区
<次の停車駅は富士見台>
↓
ここで雷雨(14:52)
駅のすぐ横にあった高架下の駐車場でしばらく雨宿りすることに
練馬駅でお茶休憩後に空を見たらちょっとまずいなあという雰囲気でした(14:54)
高架化されていると歩行者は線路の反対側への行き来が楽になるし、
このように雨宿りできる場所が増えるのも高架化されていることの恩恵と受け止めることができるかな
結局15分くらいで雨は止んだものの、次の駅を今日行く最後の駅にしました。
↓
8番目の駅は富士見台(15:16)
富士見とつくくらいなのでこの辺は富士山が見えるところだったのでしょう。
高架化されたこの辺りの車窓では冬の晴れた日には見えるみたいですよ🗻
今日の沿線サイクリングはこれで終了としました。
↓
先ほどの雨で水路が増水(16:42)
ぞうすいしている雑炊!?(16:42)
突然の雨で、池袋線沿線サイクリングも池袋駅~富士見台駅までとなりました。
池袋線は残り75%くらい
今回の投稿はこれまで ドドン!🚲
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